Bugs in me.

TOEICや英語学習について、ポツリポツリと書こうかと。

オンライン英会話の振り返り

オンライン英会話で受けたレッスンが60回になった。

楽しくレッスンを受けることにモットーにやってきたけど、色々と足りないところがわかってきたので初級者なりにまとめてみる。

the desk

反省

ボキャボラリー足りなさすぎ

きっと誰もが実感していると思う。でも、単語帳を広げて黙々と暗記しようとするのがものすごく大嫌い

とは言っても、ボキャボラリーがないと自分の言いたいことがうまく伝えられない。また、相手の話を聞くにしても理解できない。たとえ聴き役に回ったとしても知らない単語が多ければ「何言ってんですか?あなた?」状態になって苦痛にもなる。

自分のことが話せない

自分ことを話す最初のステップは自己紹介だと思うが、次のステップとして自分の過去、現在、未来を説明することだと思う。

「今日はどうだった?」なんて聞かれても、意外と答えらません(笑) 日曜日の午前中のレッスンなんて、起きたばかりなので何もしてないので・・・。

自分の現在過去未来を話すのは大変だとしても、今日のことが話せないのはちょっと情けない気がする。

それとも自分を見ていないのだろうか?

話題が広がらない

教材の文法やQuestion&Answerだけでは足りないと思う。そこから話を広げることで会話のバリエーションが増えると思う。

オンライン英会話は普段英語を使わない私にとっては、英語を使う機会です。また人と話す機会も少ないので会話を楽しむ時間でもある。そこで苦痛になったら何もできなくなるように感じてしまう。

話題が広がったり、突っ込んだ話ができると日本語であろうが楽しめるものです。

教材をとっかかりにして、話題が広がるように下準備が必要だと思う。

また、ここでボキャボラリーが増やせるのではないかと思う。

やっぱり文法大事

単語だけを並べていくのは会話としてどうかと思う。まぁ理解できるケースも多々あると思うが、スムーズな会話にはなりにくいと思う。また、You mean...と言わせてしまうのは、なんか自分の英語が拙いんだなぁと思う。

英語で考えるのって大事だわ

会話は教養の一部だと思っている。いや、かなりの部分が教養だろう。自分の知っていることが少ないと聴き役だけになるし、知らない話は時にしてつまらない。もちろん知らないことを知る機会ではあるけど、興味がなければ苦痛になる。これは日本語だろうが英語だろうが同じだと思う。

英語で独り言を言ってみる

「英語で独り言を言う」というアウトプット法をちょっとバカにしてたのだけど、バカにできなくなってきた。「あれ?これって英語でなんていうんだろう」と思い立ったら辞書で調べたり、文を作る練習をしていることは会話に効いてくるだろうと思うようになった。

瞬間英作文という勉強法というか訓練法があるのは知っているけど、あれって結構キツい。サクッと英文が出てこなかったり間違えたりするとショックだし、何よりも頭を使うのであまり気楽にできない。

でも、ふと思ったことを1文だけ英語にしてみるというのは自分にとっては少しハードルが低い。とりあえず1文作れると「次は」とやる気が出てくる。

もちろん文法や語法を間違えていると思うので、これをメモっておいてレッスンの時に聞いても良いかもしれない。

普段から英語で考えることで、頭の引き出しに入っているものを出し入れする機会が増えて、覚えた単語がスッと出てくるんじゃないかと思うけど、まだまだ苦労しているのでなんとも言えないな。

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知識とか教養

今日のこととか、自分の現在過去未来もそうだけど、自分が興味あることを英語で言えるようにストックしておくのって大事かもしれない。

知識とか教養って大げさに思うかもしれないけど、自分の興味を持っていることとか仕事とか大学の専攻科目とかがスタートで良いと思う。

日本語で語れることは、ボキャボラリーが増えれば英語でも語れるのではないかと思うし、仕事や大学の専攻とかだとそれなりに知識があるのでボキャボラリーがを増やしやすいのではないかと思う。

「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由 (ディスカヴァー携書)という本で著者が冒頭で「仕事で得た知識はアドバンテージ」ということをおっしゃっている。最初に読んだ時は「まぁ、そうだろうな」程度だったのだけど、今は「いや、それないとダメだろう」くらいに思っている。

自分から知識を得ようとしている人(オタクも含む)や仕事をしている人、大学の専攻科目をちゃんと勉強している人はそれなりの知識があるはずです。「自分のこと」を「自分の知っていること」まで広げて考えれば、この知識を活かさない手はないと思います。知らないことを英語で考えようとするより、知っていることを英語にする方が即戦力になるだろう。

理系やIT系での英会話なんて本がいくつかあるので、それを読んでみるのもボキャボラリーや表現を勉強するのに良いかもしれない。また、IT系の英語サイトは腐るほどあるのでそれを読んでいくのも良いんだろうなぁと思う。

ただ、この話題でオンライン英会話が盛り上がるかというと・・・IT系の大学を出てない講師とは盛り上がらんだろうなぁ・・・(笑)

ボキャボラリー

単語帳で覚えるのってすごく嫌で過去に何度も挫折している。「キクタン」とか「DUO3.0」とか買ってきて「頑張るぞ」と意気込むけど、覚えられない続けられないの繰り返しで、我ながら嫌いなんだなぁと思う。

まぁ元々暗記というのが苦手で、九九を覚えたのもクラスでは最後の方だし。

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DUO 3.0

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TOEICとのバランス

仕事で英語を使う必要があるとか、昇進の条件のひとつとしてある程度のTOEICのスコアが必要という人は多いと思う。就活している大学生とかって、もはや当たり前のようにTOEICを受験しているかもしれない。真実は知らないけど(笑)

TOEICTOEICなりの勉強法があると思うけど、英会話と全くもってリンクしていないわけではないと思う。表現が硬いとか丁寧すぎるとかはあるかもしれないけど別ものではないので、TOEICと英会話を別々に考えるというのもどうかと考えている。コミュニケーション・ツールとしては同じものだと思う。

私はTOEICのそれなりのスコアが欲しいのでTOEICの勉強もしたいし、会話のための知識として英語の本も読みたいし新聞も読みたい。とは言っても1日に使える時間は決まっているので、バランスの取り方が難しい。どこかで割り切る必要があるんだろうなぁと思っている。

これは今後の課題としてもうちょっと純粋に楽しみたい。

まとめ

オンライン英会話を始めて2ヶ月経った反省としてはあまり進歩していないなというのが実感だけど、無駄だとは全く思っていない。むしろなんで早く始めなかったんだろう?と思うくらい。会話が成立してない時もあるのだけど、うまく受け答えができていることが分かった時はとても楽しい。

唯一失敗したと思うのは、TOEICの勉強時間が激減したことだろう。下準備に時間が取られる上に確実に25分間はレッスンをするのだからそれは仕方ないし、事前に分かっていたことだ。

60回レッスンを受けてみて自分の英語の拙さがよくわかったし、少しずつ課題も見えてきた。その一方でそれほどダメダメでもないということも分かった。TOEICの勉強のおかげかもしれない。

今回まとめてみて、「あぁ、これやってみようかな?」と思ったことは一度にはできないし、すぐに効果が出るものでもないと思うが、ちょっとずつやってみよう。

将来のためとか仕事で使うからという高尚な目的で始めたわけではないし、それをモチベーションにしているわけでもない。やってみるかという軽い気持ちで始めて、それが楽しかったから楽しいを続けたいというのが今のモチベーション。それを維持していければと思っている。