Bugs in me.

TOEICや英語学習について、ポツリポツリと書こうかと。

オンライン英会話を12ヶ月やってみて思ったこと

去年の5月くらいにオンライン英会話を始めて12ヶ月経った。途中2ヶ月ほど休んでしまったので、実質的には10ヶ月くらいだ。 この10ヶ月を振り返ってやってみたことや感じたことを書いてみたいと思う。

レッスンは積極的に参加しないとダメ

フリートークにしても、教材を使ったとしてもレッスンに積極的に取り組まないとダメだと思う。何がダメかというと受け身のままでは会話に参加していないのと同じになると思う。会話というのは聞いているだけでなく、自分の考えや知っていること、相手の言うことに感じたことを返さないと会話として成り立たないはず。これは英語だろうと日本語だろうと、日常であろうがビジネスであろうがそれは変わらないと思う。

どんなことが積極的にレッスンを受けることになるのだろうか?

準備

レッスン前には絶対に準備が必要だと思う。

今の教材はA4一枚より少ない(だいたい250ワードくらい)の記事を音読して、内容を理解して講師からの質問に答えるというのが中心である。 私はこの準備に1時間半から2時間の時間がかかっている。

どんな準備をしているかというと、 1. 一読してわからない単語を書き出して意味を調べる 2. 読み返しながら要約を英語で作る 3. シャドーイングをする 4. 音読をする というのがパターンだ。

大体1と2で45分から1時間。3と4で45分から1時間である。

要約した部分と講師からの質問がダブることが少ないので理解しているか確認するところが違うようだ。 それでも要約を作るために何度も読み返しているので、悪くないレスポンスでだと思う。

後述するが、会話というのは自分の考えや知っていること、感じだことを自分の言葉で説明するものだ。記事は大抵知らないことなので、記事を読むことで記事を把握しないと当然質問には答えられない。 レッスン中に記事を読んで、即座に理解できるほどの実力はないのでレスポンスは遅くなるし、その時間が無駄に感じる。

少なくとも記事の内容を把握しておかないと時間の無駄になる。そのためにも準備は必要だ。

レッスンに変化をつける

レッスンには流れというか、「こうゆう順番でやりましょう」というものがあると思う。 アルバイトとして講師をしている講師もいるので、教材があることと、それに沿ったレッスンの流れがあると言うのは、一定の品質を保つためには必要なことだと思う。

しかし、その流れだけでレッスンを受けてしまうとワンパターンになり、実力がつくのだろうかと不安にあると思う。私はなりました。

記事を教材にしたレッスンに変更してから少しずつレッスンの流れに沿いながら、 1. 挨拶のあとに今日あったことを一つだけ言って見る 2. 同意語や類似語を聞いてみたり、逆に自分の言葉で単語の意味を確認したりしてもらう。 3. 準備した要約を添削してもある ということをやっている。

これも流れとしてはワンパーン化してしまっているが、それでも会話することが増えるので、ただ流れに沿っているだけよりよいと思っている。

質問をする

レッスンに変化をつけるための一つが質問だと思う。

日本人は質問をしないというのをよく聞くが、質問するのが恥ずかしかったり、うまく英語で言えなかったりするからだと思う。講師は下手な英語でも一生懸命理解しようと努めてくれるので、うまく英語で言えるかどうかは置いておいて、積極的に質問をする方がよいと思う。

準備している段階で疑問にも思わなかったことがあるので、このときはさすがに苦労するがそれでも、「この単語をつかった他の例文はありませんか?」とか「類語はなんですか?」ということは聞くことが多い。

準備段階で質問したいことを用意して、聞くときの文を考えておくこともある。こうすると英文をその場で考えることもないのでスムーズに行くと思う。

圧倒的語彙力不足

言いたいことはあるのに単語がわからないことが多々ある。

一応TOIECのベストスコアが800点を超えているので、それなりの単語量はあるはずなのだが意外とでてこない。つまり読めるけど言えない。思い出せないのである。

それだけではなく、普段日本語で使っている言葉が英語にならないのだ。自分の知っている話題や得意な分野での単語も結構でてこないので、これは

圧倒的語彙力不足
としか言いようがない。

「語彙を増やすためにはどうしたらよいですか?」と何度か講師に聞いたことがあるが、「ひたすら本を読め」「DVDの字幕でわからない単語を拾って辞書で調べる」「常に辞書を調べる」とか新しいヒントはない。つまり地道に単語に出会うしかないわけだ。

英会話は英語力だけではない

「自分の考えや知識を英語で言えなければ会話はできない」と考えている。「英語ができれば会話ができる」と思っている人が多く、これを完全否定するつもりはない。そう言う人はきっと日本語でも話題が豊富な人だと思う。

知識や情報が少ないと会話できない

自己紹介はワンパターン化したもので乗り切れるが、教材の記事で「これ知っている?」とか「日本ではどうなの?」ということをよく聞かれる。準備段階でわからない話題があるとネットで調べておくこともあるが、要約に時間を取られて記事の背景までを調べておかないと「わかりません」になってしまう。扱う記事にもよるだろうけど、大抵は知らないことの方が多い。

何でも知っていると言うわけには行かないだろうけど、記事の話題に関連することの一つくらいは知識として持っていてもよいのかなぁと思う。

自分の言葉で言う

レッスン中で記事の音読の後にする講師の質問にはなるべく言い換えをして自分の言葉で言うようにしている。記事の一行をそのまま読んでも良いのだろうが、その方がアウトプットになるのではないだろうかと考えているからだ。

そもそも会話というのは自分の言葉で話すのだから、自分の言葉で説明するべきだと考えているので、できる限り実践している。

効果を実感した二つの方法

オンライン英会話は効果があるのかというと「ないわけではない」と思う。日常的に英語を使わない身としては1日25分でも「英語を聞いて、理解して、自分の言葉でいう」という機会は貴重なものである。

それでも効果が実感できないと不安になる。

テストを受ける

レアジョブは「スピーキングテスト」というのがあり、「安心サポート」をつけておくと3ヶ月に1回スピーキングテストを1,000円くらいで受けられる。「安心サポート」がないと3,000円くらいだったと思う。

レアジョブを始めてから3ヶ月後に受けたスピーキングテストの結果で「レベル4」、それから6ヶ月後くらいに受けた結果が「レベル5」である。上がっていた。その後のカウンセリングでは「本当にあと少し。あと少しでレベル6だったんです」と言われた。

つまり、多少なりとも効果はあったということである。

少し休んでみる

効果を実感するために意図的に休んだわけではない。都合が合わなかったり、どうしてもやる気が起きずに休んでしまったことがある。その後にレッスンを受けると多少スムーズに言えたり、講師が言っていることも少し理解できるようになったと感じることがある。理由はわからないし、本当にそうなのかと聞かれると「そんな感じがする」と答える以外にない。だって、そう思うんだもん。

まとめ

オンライン英会話を続けることは多少なりとも効果があるということがわかった。実力についての問題はあるし、当初の目標である「英語で話すことにビビらないようになる」ということはクリアされていない。さらに準備に時間が取られるためTOEICの勉強も他のこともできない。そこまで捧げなくてもよいとは思うのだがやめられないのである。

意思疎通がスムーズにできるというのには程遠いとは思うが、意思疎通ができないと言うほどでもない。圧倒的語彙不足が少しずつ解消されていけば、意思疎通も少しずつスムーズになっていくのではないかと思い、日々英語の本やブログを読もうとするのだが、レッスンの準備でそれどころではない・・・。

36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました

36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました

英語での面接を受けてみた

就職や転職、何かの試験で英語で面接を受ける機会があるかもしれません。先日、英語オンリーでの面接を受ける機会があったので良かったこととこれから改善しなければならないことをまとめてみました。

Suits

私はこの面接の後に何かが待っているわけではないので、純粋に・・・でもないですが自分の英語力の確認になればなぁという軽い気持ちで受けました。 それでも面接の前に部屋で待っている時にはムチャクチャ緊張していて、唇のあたりが乾いてなんども飲み物を口にしたりハンカチで手やおでこを拭いたりしてました。

呼ばれた時には緊張がピークに達したらしく「Yes-sir」と自分でも大きな声だったなと思うほどの声を出してしまいました。もうその時点から面接官の言っていることがよくわからなかったです。

面接予定時間は10分程度だったのですが、喋るりすぎで時間が足りなくなってしまいました。オンライン英会話で楽しいときもそうなのですが、どうも緊張すると何か言わなきゃというプレッシャーで余計なことまでとにかく喋ろうとするみたいです。

良かったこと

下準備

実際の面接で下準備の全ての活きたわけではありませんが、下準備したおかげでその部分については英語がスムーズに出てきました。まだまだ英語で会話をサクサクと進められるほど実力がないですし、知らないことは当然ながら日本語ですら答えられません。

面接で聞かれそうなことを前日にA4で3ページくらいに英文ででまとめておきました。日本語の情報ももちろんあるのですが英文で情報をあさりました。知っていることでも「こんなな英文にするんだぁ」と勉強にもなりました。知らないこともあったので、それはそれで勉強になりました。他にも英文のパンフレットなど読むと「こんなことを伝えたいんだなぁ」ということが分かり、自分の実力はまだまだだということも思い知りました。

もちろん予想もしていなかったことを聞かれた時はシドロモドロで「英語でなんて言ったらいいんだ?」と頭の中で考えていました。というか英語以前にちょっと回答に困りました。

用意した資料が少しでも頭に残っておけば良いなぁという気持ちで行く途中で資料を読んでいたのですが、当然全部覚えられるわけがありません。でも、答えられたところは頭に引っかかっていたのでしょう。

英文を英文でまとめるというのは以前友達に教えてもらって今回実践してみました。英文でまとめる時には基本的には辞書を引かない、自分で言い換えをすることを心がけてみました。もちろんどうしても分からない単語は辞書を引きます。これは少し大変なので毎日はできませんが時々やるには良い訓練かもしれません。

普段から英語でインプットしてそれを理解して自分の言葉でアウトプットしていく訓練というのは必要ですね。

 英語で挨拶できた

ちょっと自分でも稚拙だったなとは思うのですが、部屋に呼ばれて椅子に座ることを許させるまでの間に

Nice to meet you.

以外の言葉が出てきたのは良かったと思います。

一言添えるだけで印象が変わるのではないかと思ってやってみました。部屋に呼ばれるまでひたすら頭の中で唱えていたのではないかと思います。それが上手くいったことで少しだけ緊張が解けました。それでも頭真っ白状態でしたけど(笑)

とは言っても、自分で考えたわけではなく谷口恵子さんのブログでなんか面接の時の挨拶があったなぁと思ってgoogleさんで探して確認しておきました。

petite-lettre.com

達人たちは自分の経験をシェアできるようにブログやYouTubeにあげてくれているので積極的に活用させていいただく方が良いと思います。

なんでも貪欲に情報を拾い上げておくことは重要かもしれません。

でも面接だろうがなんであろうが挨拶は大事ですよね。仕事などで英語を使う予定がある人には挨拶のセリフを英語で持っておくことは必須ですね。

ダメダメなので改善が必要なところ

生声の発音

あまり発音の訓練をしてこなかった私としては聞くための発音はムチャクチャ大事というのを改めて感じました。

面接をしていただいた方の発音が変だったというわけでなく、自分で期待していたより「あれ?」っと思うほど聞き取れませんでした。オンライン英会話でも同じ人とずっとやるわけではないので、個々の発音には多少ズレがあるから少しはイケるだろうと思っていましたが玉砕しました。

多少のノイズが入ると言ってもオンライン英会話の音声は聞き取りやすいように感じます。ヘッドセットをすれば自分の周囲のノイズはだいぶカットされますし、ボリュームも上げられます。逆にそれが裏目に出た感じもします。

TOEICのリスニングパートは全部を聞き取れないので完全に自分の実力不足ですが、テキストについてくるCDはキツイとは言ってもすごく綺麗なんだなぁと思いました。

まぁ少し距離があったせいか声が小さく感じて、それで聞き取れなかったという言い訳を自分にしたい気持ちもあるのですが・・・(いや、やっぱり実力不足だろう・・・)

会話は音声を聞くリスニングではない

たとえ日本語でも会話というのは相手のことを理解して、それ相応のことを返すものだと思います。つまりチグハグな会話は日本語でも成立しないように、英語でも成立しないということだと改めてよく分かりました。オンライン英会話でも会話が成立してない時があるので、それに輪をかけてハンマーで殴られたように反省しています。

これはCDの音声を聞いて「こんなことを言っているな」ではなく、「こう聞かれたら、私ならこう答えるな」とか「会話の途中でもツッコミを入れていく」ところまで広げていかないといけないことかもしれません。それに近いのがTOEICのPart2だと思うのですが、Part3,4でも単に設問に答えるだけの勉強法を少し変えないといけないかもしれません。

とりあえず考えられるのは音声を聞いてその内容を英語で要約したり、英語でツッコミを入れるような訓練が必要かなと思っています。

またオンライン英会話では教材だけでなく、フリートークや生徒には公開されていない教材で訓練していこうかと思います。(フリートークではそれなりに下準備が必要だと思いますが、相手が何を返してくるかわかりませんからね)

相手の目を見て話せ

「相手の目を見て話せ」と教えてこられました。コミュ障にはツラいことです(笑)

オンライン英会話でもそうですが、目の前に(カメラ越しに)顔の見える相手がいるのですから人間同士目を見て、少なくとも相手の顔を見て話せるようにならなければと思いました。

私は英文を頭の中で考えるときに視線が上の方に行くという癖があります。人は右上を見ると「構成されたイメージを見ている。未来のこと、作り事をイメージしている」ということをNeuro Linguistic Programming(日本語では神経言語プログラミング)というのを勉強しているときに知りました。私はまさにそんな感じです。

視線を上に持っていくというのは会話をしている中ではあまりよろしくないことでしょう。ましてや面接などという場で相手の顔すら見ないというのは失敗でしかないでしょう。

TOEICのPart3,4の文を少し意識しながら暗唱している時も視線を上げないようにしたり、オンライン英会話でも気をつけていきたいと思います。

まとめ

下準備をすることでオンライン英会話が楽しく続いていることは確かですが、少しずつ修正していくことも必要だということも分かってきました。

TOEICでは「また、ダメだったかぁ」程度でひどいショックも受けないのですが、面接が終わった後は、「自分で地面に穴を掘って入って土をかぶせてほとぼりが冷めるまで土中にいたい」と思っていました。自分の英語力は大したことがないと分かっていましたが、面接といういつもとは違うシチュエーションでの英語力の足りなさや、英語での挨拶、コミュニケーション能力もまるで足りてないなぁと実感しました。

もう恥ずかしさとショックで思わず友達に愚痴ったのですが、彼に「いい機会でしたね」と言われてハッとしました。 独りで淡々とやっている勉強では得られない良いチャンスだったと思えるようになり、彼にはとても感謝しています。

またこのような良い経験を得られる機会が得られたこと、面接という場を用意していただいた方々に心から感謝したいと思います。

これからもこのような機会があったら是非トライしたいと思います。

オンライン英会話の振り返り

オンライン英会話で受けたレッスンが60回になった。

楽しくレッスンを受けることにモットーにやってきたけど、色々と足りないところがわかってきたので初級者なりにまとめてみる。

the desk

反省

ボキャボラリー足りなさすぎ

きっと誰もが実感していると思う。でも、単語帳を広げて黙々と暗記しようとするのがものすごく大嫌い

とは言っても、ボキャボラリーがないと自分の言いたいことがうまく伝えられない。また、相手の話を聞くにしても理解できない。たとえ聴き役に回ったとしても知らない単語が多ければ「何言ってんですか?あなた?」状態になって苦痛にもなる。

自分のことが話せない

自分ことを話す最初のステップは自己紹介だと思うが、次のステップとして自分の過去、現在、未来を説明することだと思う。

「今日はどうだった?」なんて聞かれても、意外と答えらません(笑) 日曜日の午前中のレッスンなんて、起きたばかりなので何もしてないので・・・。

自分の現在過去未来を話すのは大変だとしても、今日のことが話せないのはちょっと情けない気がする。

それとも自分を見ていないのだろうか?

話題が広がらない

教材の文法やQuestion&Answerだけでは足りないと思う。そこから話を広げることで会話のバリエーションが増えると思う。

オンライン英会話は普段英語を使わない私にとっては、英語を使う機会です。また人と話す機会も少ないので会話を楽しむ時間でもある。そこで苦痛になったら何もできなくなるように感じてしまう。

話題が広がったり、突っ込んだ話ができると日本語であろうが楽しめるものです。

教材をとっかかりにして、話題が広がるように下準備が必要だと思う。

また、ここでボキャボラリーが増やせるのではないかと思う。

やっぱり文法大事

単語だけを並べていくのは会話としてどうかと思う。まぁ理解できるケースも多々あると思うが、スムーズな会話にはなりにくいと思う。また、You mean...と言わせてしまうのは、なんか自分の英語が拙いんだなぁと思う。

英語で考えるのって大事だわ

会話は教養の一部だと思っている。いや、かなりの部分が教養だろう。自分の知っていることが少ないと聴き役だけになるし、知らない話は時にしてつまらない。もちろん知らないことを知る機会ではあるけど、興味がなければ苦痛になる。これは日本語だろうが英語だろうが同じだと思う。

英語で独り言を言ってみる

「英語で独り言を言う」というアウトプット法をちょっとバカにしてたのだけど、バカにできなくなってきた。「あれ?これって英語でなんていうんだろう」と思い立ったら辞書で調べたり、文を作る練習をしていることは会話に効いてくるだろうと思うようになった。

瞬間英作文という勉強法というか訓練法があるのは知っているけど、あれって結構キツい。サクッと英文が出てこなかったり間違えたりするとショックだし、何よりも頭を使うのであまり気楽にできない。

でも、ふと思ったことを1文だけ英語にしてみるというのは自分にとっては少しハードルが低い。とりあえず1文作れると「次は」とやる気が出てくる。

もちろん文法や語法を間違えていると思うので、これをメモっておいてレッスンの時に聞いても良いかもしれない。

普段から英語で考えることで、頭の引き出しに入っているものを出し入れする機会が増えて、覚えた単語がスッと出てくるんじゃないかと思うけど、まだまだ苦労しているのでなんとも言えないな。

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知識とか教養

今日のこととか、自分の現在過去未来もそうだけど、自分が興味あることを英語で言えるようにストックしておくのって大事かもしれない。

知識とか教養って大げさに思うかもしれないけど、自分の興味を持っていることとか仕事とか大学の専攻科目とかがスタートで良いと思う。

日本語で語れることは、ボキャボラリーが増えれば英語でも語れるのではないかと思うし、仕事や大学の専攻とかだとそれなりに知識があるのでボキャボラリーがを増やしやすいのではないかと思う。

「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由 (ディスカヴァー携書)という本で著者が冒頭で「仕事で得た知識はアドバンテージ」ということをおっしゃっている。最初に読んだ時は「まぁ、そうだろうな」程度だったのだけど、今は「いや、それないとダメだろう」くらいに思っている。

自分から知識を得ようとしている人(オタクも含む)や仕事をしている人、大学の専攻科目をちゃんと勉強している人はそれなりの知識があるはずです。「自分のこと」を「自分の知っていること」まで広げて考えれば、この知識を活かさない手はないと思います。知らないことを英語で考えようとするより、知っていることを英語にする方が即戦力になるだろう。

理系やIT系での英会話なんて本がいくつかあるので、それを読んでみるのもボキャボラリーや表現を勉強するのに良いかもしれない。また、IT系の英語サイトは腐るほどあるのでそれを読んでいくのも良いんだろうなぁと思う。

ただ、この話題でオンライン英会話が盛り上がるかというと・・・IT系の大学を出てない講師とは盛り上がらんだろうなぁ・・・(笑)

ボキャボラリー

単語帳で覚えるのってすごく嫌で過去に何度も挫折している。「キクタン」とか「DUO3.0」とか買ってきて「頑張るぞ」と意気込むけど、覚えられない続けられないの繰り返しで、我ながら嫌いなんだなぁと思う。

まぁ元々暗記というのが苦手で、九九を覚えたのもクラスでは最後の方だし。

CD-ROM付 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 600

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DUO 3.0

DUO 3.0

TOEICとのバランス

仕事で英語を使う必要があるとか、昇進の条件のひとつとしてある程度のTOEICのスコアが必要という人は多いと思う。就活している大学生とかって、もはや当たり前のようにTOEICを受験しているかもしれない。真実は知らないけど(笑)

TOEICTOEICなりの勉強法があると思うけど、英会話と全くもってリンクしていないわけではないと思う。表現が硬いとか丁寧すぎるとかはあるかもしれないけど別ものではないので、TOEICと英会話を別々に考えるというのもどうかと考えている。コミュニケーション・ツールとしては同じものだと思う。

私はTOEICのそれなりのスコアが欲しいのでTOEICの勉強もしたいし、会話のための知識として英語の本も読みたいし新聞も読みたい。とは言っても1日に使える時間は決まっているので、バランスの取り方が難しい。どこかで割り切る必要があるんだろうなぁと思っている。

これは今後の課題としてもうちょっと純粋に楽しみたい。

まとめ

オンライン英会話を始めて2ヶ月経った反省としてはあまり進歩していないなというのが実感だけど、無駄だとは全く思っていない。むしろなんで早く始めなかったんだろう?と思うくらい。会話が成立してない時もあるのだけど、うまく受け答えができていることが分かった時はとても楽しい。

唯一失敗したと思うのは、TOEICの勉強時間が激減したことだろう。下準備に時間が取られる上に確実に25分間はレッスンをするのだからそれは仕方ないし、事前に分かっていたことだ。

60回レッスンを受けてみて自分の英語の拙さがよくわかったし、少しずつ課題も見えてきた。その一方でそれほどダメダメでもないということも分かった。TOEICの勉強のおかげかもしれない。

今回まとめてみて、「あぁ、これやってみようかな?」と思ったことは一度にはできないし、すぐに効果が出るものでもないと思うが、ちょっとずつやってみよう。

将来のためとか仕事で使うからという高尚な目的で始めたわけではないし、それをモチベーションにしているわけでもない。やってみるかという軽い気持ちで始めて、それが楽しかったから楽しいを続けたいというのが今のモチベーション。それを維持していければと思っている。

スピーキングテストを受けてみた

レアジョブのスピーキングテストを受けてみた

レアジョブでのレッスンを57回受けたので、スピーイングテストを受けてみました。

回数が半端なのはレアジョブから「スピーキングテスト受けてみない?」というメールが来たからです(笑)

内容を公言してはいけないので、感想だけをまとめてみたいと思います。

意外とキツイ

別に難しいことを聞いていないはずですが、緊張のあまりか理解できない文ありました。

問題を理解できなかったり自分がうまく答えられなかったというのがその場でわかるので、プレッシャーがどんどん強くなっていきました。だんだんパニックになってきて頭真っ白になりました。

TOEICのListeing & Readingとは違うプレッシャーがあります。

意外と答えが思いつかない

別に正解を答えるわけではないのですが、意外と答えを思いつかなかったです。

「内容を理解して、それに対して英語で答える」のですが「英語で」という要素を除くとできそうな感じですけど、どう答えよう?というのが先に来て頭真っ白になり英文が作れませんでした。

意外と高い

2980円というのは高いなぁ。「あんしんパッケージ」を追加しておくと980円で受けられるのですが、「あんしんパッケージ」の料金を含めると3ヶ月に一回だと3920円、半年に一回だと6860円になります。スピーキングテストのためだけに「あんしんパッケージ」を追加しておくのにはちょっと疑問が残りますね。でも2ヶ月に一回だと2940円なのでお得感があるのかなぁ?スピーキングテストの料金を分割で払っている感じ?(笑)

まとめ

テストというのは特殊な環境だと思うので、一回のテスト結果だけで英会話ができるできないとかを判断するのは危険のような気がします。まぁ点数とかスコアというのは分かりやすいですけどね。 「英語でコミュニケーションを取るうえで、どう勉強していこうか」という材料にはなるなぁと思いました。

そういった意味ではスピーキングテストというのは意味があると思います。

今後も受けるか?

普段の勉強やレッスンでは気づかないところに気づけたので、今後も定期的に受けて行こうと思っています。

今後のレッスンにどう活かすか

初めて受けてみて機転が必要だなぁと思いました。毎回同じ問題が出るはずがないので、教材やレッスンを時には変えてみることが必要かな?と思いました。

私はレッスンの前に下準備を必ずしてたのですが、下準備なしのレッスンも入れて行こうかな?と思います。レアジョブには講師しか持っていない教材があるので、それをやってみようかな?

英会話は英語の勉強だけにあらず。でしょうか。

結果は?

結果はどうやることやら。多分、忘れた頃に分かるでしょう(笑)

オンライン英会話を50回続けてみた

5月の上旬からオンライン英会話をやり始めました。 50回ほぼ毎日やってみたので、オンライン英会話を楽しくするコツを書いてみたいと思います。

下準備

私の教材は文法を勉強するというより、ある話題についての質問に対して答えていくというものです。話題が限定されているのと、質問が教材に書かれているので準備がしやすいです。

下準備として、

  1. 挨拶に続く何かを用意する
  2. 質問に対する答えを用意する

をしています。

下準備は必要か?

私は必要だと考えています。理由は以下のとおりです。

  1. いきなり話を振られても英語で答えられない
  2. 用意されたセンテンスの間違いを指摘してもらう
  3. 話が引っ張れないと楽しくない

まだアドリブで全てを乗り切る自信もないですし、文法に従ったセンテンスを瞬時に作れるほどの自信もありません。日本語でも話に詰まることがある人なので、下準備は大事だと思っています。

挨拶に続く何かを用意する

初めての講師は「自己紹介してね」というのがほとんどです。これはワンパターンで良いです。

  1. 本名
  2. ニックネーム(私のニックネームはスペルと読み方が違うので)
  3. 職業
  4. 趣味

くらいです。 ニックネームが珍しいのか時々、「なんで?」聞かれます。 場合によると「なんで勉強しているの?」とか「どこに住んでいるの?」とか聞かれます。想定問題集を作っておくと対処しやすいかもしれません。

2回目以降の講師は「今日はどう?」みたいなことを聞かれますので、おなじみの"I'm fine."と天気の話題です。意外と講師もフィリピンの天気の話をしてくれます。天気の話題は日本人の専売特許かと思っているのですが、日本人に合わせてくれているんですかねぇ?

質問に対する答えを用意する

次のレッスンで使う教材がわかっているので、それを一通り読んでおきます。

最初に話題となる絵が出てきます。二人くらいの人がいて、何をしているかということを述べるものです。 最初は2センテンスくらい作っていたのですが、「で?」とか聞かれることが多くなってきたので、3〜4センテンス考えるようになりました。

質問に対する答えを言うエクササイズは最後なので、単語やロールプレイのセンテンスは音読しておきます。

最後に質問に対する答えを用意します。全部で20個質問があります。1レッスンのうちに全部終わることもあるし、次回持ち越しの時もあります。20個ぐらいやるとその教材は終わったことになります。一回で全部終わった時は「あまり講師の興味を引けなかったのかな?」と変な反省をしています。

この20個の質問に対して答えを用意するのですが、結構大変です。1問1答ではなく、1問2〜3文考えます。使いたい単語を調べたり、文法についてもわかる範囲でチェックします。 なるべくシンプルなセンテンスを考えます。「複雑な文はまだ作れません」ということを多少アピールしておかないと「こいつ、できるな?」と思われて早口な上にマシンガンを浴びます。

本番では、「どうせ間違うのだから」と開き直って積極的にセンテンスを直してもらうようにしてます。直してもらうだけでなく、言い換えをしてくれたり、もっと簡単な言い方を教えてくれることもあります。

ただ淡々とテキストを進めていくだけでは楽しくありませんし、時にはアドリブも必要です。そのために質問の回答にジョー笑ってもらえそうなことを仕込んでおきます。真面目に答えるのも良いと思いますが、私の教材は自分の考えを発表する場合でもあるので、質問に対してちょっと外れていると思う回答も入れておきます。

前のレッスンではこんなやりとりにしてみました。

Q: Do you know anyone who is on a diet right now?

A: I know! It's me! The weight is not less.(←これ、間違えているよねぇ)

案の定、ウケました。 この後「私もなのよぉ」とかマシンガンが打ち込まれて頭真っ白になりました(笑)

本番

本番前は必ず緊張するので、5分くらい前までにトイレを済ませ深呼吸をしてヘッドセットをしたまま待ちます。

少し時間があるときは教材を読んだり、挨拶の後に何を言おうかぼんやりと考えています。

挨拶

夜にレッスンを受けるときは繋がった後に「マガンダンガビ〜」で始めます。タガログ語で「こんばんは」だそうです。この一言で初めての講師は緊張が解ける時もあります。

私:マガンダンガビ〜

講師:Oh! +*><()&%$

私:(・・・やめて。マシンガン打ち込まないで・・・)

「おはよう」は知りません。(「こんにちは」はKamusta(カムスタ)らしいです)

我々もそうですが、自国の言葉で挨拶されると嬉しくなるのは同じようです。嬉しいと声のトーンが上がるのは世界共通なのか、何言ってんだかわからなくても喜んでくれているようです。相手が喜んでくれると自分も嬉しいですね。

「そこまで気を使うことはないんじゃないの?」と考える人はいると思いますが、楽しませてくれるより楽しませる方が楽しいので私はそうしています。

相手を楽しませるためにウケ狙いの言葉を言いたいのですが、なかなかアドリブでは出てこないので準備しておくことが大切だろうと思います。

オーバーアクション

教材の途中でロールプレイがあります。そこでは役者さんのように大げさにしたり、オーバーアクションをするようにしてます。これも準備しておかないと上手くいきません(笑)。完全ウケ狙いではないのですが、たどたどしくすると発音やリズムを直されます。これはこれで良いのですが、スムーズにいったほうが気分的にも楽になります。

発音がよくわからないような単語は「発音をチェックしてください」と言って確認を取るようにしてます。 お金を払ってやっているのですから、チェックしてほしいところは積極的にチェックしてもらうべきでしょう。

準備を活かす

私の教材では最後のエクササイズが質問に対する答えを言うところです。もう最初にカンニングしますと断ります。"This is cheat papers!"といって準備しておいたノートやプリントアウトした紙をカメラの前に出します。

答えのセンテンスがおかしいと判断されたら「もう一度言って」と返して修正を入れようとするので自分にとってももう一度考える必要もないですし、読み上げるだけなので楽ですね。

ただひとつ、カンニングしているのを知っているにもかかわらず答えから話を広げる講師は多いです。それ以上話せないというのに・・・。まぁこっちが仕掛けたこともあるのですが、返って傷口を広げることにもなります。ここが本当の英会話ですけど。

楽しく続けるには

アドリブこそが英会話と考えている人は少なくないと思います。もちろんビジネスの現場などではプレゼンの原稿や資料があっても全てがアドリブになることの方が多いでしょう。だからアドリブこそが英会話という考えは間違っていないと思います。

でも最初っからアドリブオンリーは辛すぎます。少なくとも私はツラかったです。最初は下準備なしで挑んでいて、ツラかったので「どうしたもんかなぁ?」と考えて、とりあえず本番で少しでも楽になろうと思って下準備をするようになりました。

当然下準備には時間がかかります。1時間くらいかかってます。場合によっては2時間くらいかかる時もあります。でもTOEICのテキストで勉強しているのとは違う発見があります。「これって英語でなんていうんだろう?」と考えるたり調べることで勉強になります。そもそも知らない単語があると会話にならないです。それにレッスンだけでは英語は上達しないと思います。自分で調べたり勉強したり覚えたりすることをしないと上達しないと私は思います。そして、自分で調べたり勉強したり覚えたりしたことが使えた時に楽しくなります

楽しくないと続かないので、続けるために楽しくしようとしています。

ただそれだけです。